直球で伝えたい気持ちを一文字に表すと言うのは結構大変な事でした。
そんな時自分に問いかけた事がきっかけで新曲『楽』と名付けました。
自分に問いかけた言葉…
『なぜあなたは踊るの?』
新曲『楽』
テーマ…楽しいを伝える。
せっかく私たちの踊りを見るために足を止めて下さったんです。
たかが5分。されど5分。
その時間、一人でも多くの方に笑顔になってほしいそう思いました。
何がしたくてそこで踊るの?
『みんなで楽しい時間を過ごしたいから』
『ストレス発散したいから』
なら、私たちの楽しいをみんなで感じて、みんなで共有して、その思いをたくさんの方々にお届けしよう。
そして、『楽都郡山』の魅力。
『私たちはここ郡山が大好きです♪』とアピールしよう。
そんな気持ちを『楽』に込めました。
『月』夜に輝き『雅』に舞う華
『暁』に秘める想い『志』ふるわせて
『海』より深き愛に酔いしれ
『姫』の思いをこの『宴』で舞う
※『』は今までのオリジナル曲の曲名です
陸奥の国安積の郷の物語
桜か蝶か幻か…
『あさか野に伝わる物語…今日はどのお話しにしましょうね。春姫(桜)のお話し?静御前(蝶)のお話し?それとも萩姫(幻)のお話にしましょうか?』
語り始めたお話は、大槻町にある、静御前と花輪長者のお話です
行くは奥州白石と市女の笠に萩の杖
愛しき人の影をおい辿り着いた化粧坂
細くやつれたしずかの声
長者に問えば…
しずやしず しずのおだまきくり返し
はやこれまでと花輪の池に身を投げる
陸奥の国安積の郷の物語
桜か蝶か幻か…
義経は白石にいると聞きつけた静御前は奥州白石を目指します。
義経に会いたい一心で来る日も来る日も歩き続けやっと今の福島県大槻町まで辿り着きます。
そこで出会った花輪長者に尋ねました。
『ここは白石ですか?』
長者は答えます。
『いいえ。ここは白石ではありません。ここはあさか野化粧坂です。』
細くやつれた静を心配し長者は静を招き入れ看病します。
吉野山嶺(みねの白雪踏みわけて入りにし人のあとぞ恋しき
(吉野山の嶺の白雪を踏み分けて山の中へ消えていった貴方(義経)が恋しいのです)
しづやしづ しづの をだまきくり返し昔を今になすよしもがな
(静よ...静...(義経の声)しづ布を織るために糸を巻く苧環(おだまき)で糸を繰るように、幸せだった昔を、今に引き戻せたらよいのに。
郡山の夏の風物詩うねめ音頭
はぁ~あ~
うねめ踊りのうねめ踊りの踊り子さんの
揃い浴衣の粋な事
月も見とれる月も見とれる
あで姿
みなさん見て値ねでまざんねがい♪
月日流れ新たな夢に共に手を取り歩き出す
大空高く今舞い上がれ真の仲間と共に
踊る喜びをかみ締めながら
輝く未来への扉を開けて